アイコンオーバーレイ
- エクスプローラー表示アイコンの上にさらにステータスを表示する機能。
- 自分の周りだと、DropBox、OneDrive、TortoiseSVNなどで使われます。
- "同期中"とか、"同期済み"、"変更されている"などのステータスを表現しています。
表示されなくなる
- Windowsの仕様(正確にはExplorerの仕様なんでしょうが)として、表示できるアイコンオーバーレイ上限が15個となっているらしいです。
- なので、アイコンオーバーレイを使うアプリケーションをインストールしていくと上限を超えて、はみ出したアイコンは表示されない、ということのようです。
- わたしの感覚としては、ある日ふと、表示されていないことに気づくことが多いような気がします。
- 最近は気づかないうちに、自動的にアプリケーションをアップデートする場合もあるので、そう感じるのかもしれません。
修正方法
- レジストリ修正で対応します。
- regedit.exeを起動し、下記のエントリを開きます
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ShellIconOverlayIdentifiers
- OneDrive1、OneDrive2、...DropboxExt1、DropboxExt2...と並んでいますが、この表示順上位15個が表示されるようです。
- つまり、ここで上位にくるようにすれば表示されるということです。上限がある以上、優先順位を決めて、表示をあきらめるものもある、ということになります。
- ここの順位は、文字でのソートのようなので、"Z"より"A"が上位に来ます。で、もっとも上位にくるのが" "(スペース)ということなので、優先したいものの名前(キー)の先頭にスペース文字を入れます。
- 既にスペース文字が入っているものもあるでしょう。その場合はスペース文字を2つとか3つ入れて上位に来るように変更します。
- 場合によっては、下げたい名前(キー)のスペースを削除する必要があるかもしれません。
これでWindowsを再起動すれば、アイコンオーバーレイが表示されているはずです!