Amazon Linux上にPython3.5.1の環境を導入する 2016年6月29日 (水) 12:05時点におけるDondariadmin (トーク | 投稿記録)による版 (差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

目的

• Amazon Linuxへ、システムに影響のないように、現時点で最新のPython3.5.1を導入する。

準備

• Amazon LinuxインスタンスをLaunch
• sshログイン

手順

必要パッケージをインストール

• ソースからビルドするので必要パッケージをインストールします

$ sudo easy_install virtualenv
$ sudo yum groupinstall 'Development tools'
$ sudo yum install openssl-devel
$ sudo yum install sqlite-devel

virtualenvをインストール

• Python環境を切り替える仕組みとして使用する virtualenvをインストールします。
• これはAmazon Linux標準のPython2.7環境にインストールします。

sudo pip install virtualenv

Python3.5.1をビルド

• ソースをダウンロードしてコンパイルします。
• インストール先はログインユーザーのホームディレクトリ内とします。

$ wget https://www.python.org/ftp/python/3.5.1/Python-3.5.1.tgz
$ tar zxvf Python-3.5.1.tgz
$ cd Python-3.5.1
$ ./configure --prefix=$HOME/local
$ make
$ make install

環境切り替え設定

• ローカルPython環境を設定します。

$ virtualenv --python $HOME/local/bin/python3.5 ~/py351

切り替え確認

• 下記でPython3.5.1に切り替わります。プロンプト先頭に環境を示す文字が追加されます。

 $ source $HOME/py351/bin/activate
(py351)$ python --version
Python 3.5.1

• 元の環境(Python2.7.x)に戻る場合は下記コマンドを使用します。

(py351)$ deactivate
$ python --version
Python 2.7.10

デフォルトでPython3.5.1にする

• ログイン時にPython3.5.1環境に切り替えるようにします。

$ echo 'source $HOME/py351/bin/activate' >> ~/.bash_profile

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