VMware Server 2.0系へ乗り換え ==
乗り換えのきっかけ
- これまで、テスト環境用として、Windows上でVMware Server1.0系を使用していました。
- webインターフェイスの為にtomcatがいるのがどうしても気に入らなく、2.0への移行をためらっていました。
- しかし、PCをWindows7 64ビット版へ移行したことに伴ない、とうとう1.0系の動作は難しくなってしまいました。(やり方はあるようですが、無茶するところでは無いような気がします。)
VMware Server2.0.xをダウンロード
- http://www.vmware.com/ より、現時点(2010年8月)で最新のVMware Server2.0.2をダウンロードし、インストール。
- *.vmxファイルや*.vmdkファイル群は1.0系のものをそのまま利用できました。
- tomcatが起動しているのは残念ですが、webインターフェイスもまあ良い感じです。
- ただ、Firefoxのプラグインでconsoleが起動しないのは問題ですね。(IEはOK)
VMware Infrastructure Client
- 調べてみると、バージョン2.0.0には「VMware Infrastructure Client」というWindowsアプリケーションが含まれていたようです。残念ながら2.0.2には含まれていません。
- サイトを確認すると、2.0.0もダウンロード可能です。Linux用のtar.gzをダウンロード・展開して「VMware-viclient.exe」を取り出します。下記パスにあります。
vmware-server-distrib/lib/hostd/docroot/client/VMware-viclient.exe
接続
- 早速起動すると、ログインダイアログが表示されます。各項目は下記表のように指定します。
IPアドレス/名前
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ホストコンピュータ名:8333 または、localhost:8333
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ユーザー名
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Windowsにログインしているユーザー名
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パスワード
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Windowsにログインしているユーザーのパスワード
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tomcat…
- インターフェイスのhttp/httpsLISTENポートはデフォルトで8222/8333になります。
- てっきりtomcatが直接受けていると思っていたのですが、そうでは無いようです。tomcatは、サービス名「VMware Server Web Access」、モジュール名「tomcat6.exe」ですが、受けているポートは8009/8308/8005でした。
- 8222/8333ポートはサービス名「VMware Host Agent」、モジュール名「vmware-hostd.exe」が受けています。
- 「VMware Host Agent」サービスがWebブラウザからのアクセスか、VMware-viclientからのアクセスか判断して振り分けているのでしょうか。
- ともかく、viclientからのアクセス時にはtomcatすなわち「VMware Server Web Access」サービスは不要ということになります。
- よって、「VMware Server Web Access」サービスは自動起動しないように設定し、めでたく?tomcatを追放することができました。
- 蛇足ですが、必要な場合はコマンドでサービス起動・停止できます。
net start "VMware Server Web Access" 起動
net stop "VMware Server Web Access" 終了